母として

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それぞれのスタート

家のことは、誰にも話しちゃいけないと思っていた。例え、消えてしまいたいほど追い詰められていても。本当は誰かに相談したい。でも、誰かに話すと “母が” 困るかもしれない。…そんなことを、34歳になるまで思っていた。我が家は、母の言うことは絶対...
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夢みたいな、普通のしあわせ

16歳の娘がバイトの面接へ。一つ目は落ちてしまい、今日は二つ目の。《こんなに大きくなったのか…》少し寂しくもあるけど、やっぱり嬉しい。初めてのバイト面接は、不安そうだった。LINEのオープンチャットというのがあるらしく、そこで色々と情報を仕...
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自分にトドメをさしたい。

《子供を産まなきゃ良かった》こう思ったことがある人は多いと思う。声を大にしては言えないけど。私は正直、何度もあった。“世の中こんな奴だらけだったのか”と絶望して。私がいちばん未熟でバカだと思っていた。中卒・社会経験なし・発達障害傾向あり…自...
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娘よ、私はちゃんと母親出来てるかな

年度末って、忙しいのね。人間らしい生活を送るようになって知ったよ。《何が忙しいのよ。日常にちょっと変化あるだけ》ぐらいにしか思ってなかった。…そりゃ、そうだよね。成人してすぐ出産、その後は子を母に預け閉鎖病棟に入院し、その後は部屋を借り1人...
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受け継がれざる“べき”もの

母は、私達の入園式に… “赤い割烹着” で、参加したらしい。《信じられない…》と――私は思えなかった。なぜなら母は、私のお手本だったから。私が16の時、初めて少しだけヒールのある靴を買ってもらった。嬉しくて、しょっちゅう履いていた。母と出掛...