頭の中

独りと一人

ッカーン…!ジリジリ…《アッツ…おいおい、いま冬だろ…》久しぶりに、この時間に外に出た。いつもは日が暮れた時間にしか家から出ない。《13:00って…こんなに暑かったっけ…》昼は明るいから出たくない。眩しければ眩しいほど、なぜか悲しくなってく...
あの頃

静かに願う

ふと思い出す。ずーんと重い、あの頃を…。…外から社会の音がする――「おはようございますー」『寒いですねー…あー!走らないで!』(子供の奇声が響く)「うふふ。いってらっしゃいねー」『ふふ…(笑)すいませーん』ガヤガヤ…――《…あー、寒っ。》私...
頭の中

本能のまま

奥歯がない。虫歯が進行したからか、上の奥歯が両方とも3本ずつない。入れ歯だって。部分入れ歯。まだ39だよ……。大人になってからは定期的に歯医者行ってたんだけどな…小学6年生のときに前歯が黒く欠けてた時点で、もう手遅れだったのかな。ああ。入れ...
頭の中

創作大賞に選ばれなかったこと?何とも思ってないよ。

創作大賞の中間通過しなかったこと、別に落ち込んでない。ただ私の実力がなかっただけ。《審査員…ちゃんと全部読んでんのか?》なんて思ってない。《最初だけサッと目通して選んでんじゃね》《AIに適当に選別させてんじゃね》そんなこと…思ってない思って...
頭の中

創作大賞…アホくさ。もう書いてあげない

ブログ始めて、もうすぐ九ヶ月。noteの創作大賞…楽しかったな。《もし中間通過したら~》《私、才能あるのかもしれない…(クスクス🤭)》とか。去年のクリスマスイブから、猛烈に書き始めて。いままで頭の中だけでグルグルしてたことを吐き出すのが楽し...
頭の中

攻撃的な夜

許せない。イライラしてきた。過去の出来事を思い出して。早く寝ろよ、って話だけど。あー、笑っていないでほしい幸せとか感じないでほしい人を傷つけた分、ちゃんとバチが当たってほしい泣いて泣いて死ぬまで後悔してほしい。……んなこと出来るわけないか。...
頭の中

【ひとり短編劇 #5】電子レンジの残り1秒

我が家の電子レンジ。彼は、私の相棒。心の友。いつも私を満たしてくれる。「さあ!入れるがいい!魔法をかけてあげよう!」…なんて頼もしい。こんな彼氏がほしい。今日も、冷凍の小豆あん饅頭を投入。40…30…15…待ち遠しい。なげー。10…3…2…...
頭の中

【ひとり短編劇 #4】靴下を片方だけ履いたあと

私は小さい頃からデブだけど、体育座りが難なくできる。だから、爪を切るのもなんのその。靴下を履くときなんか、片足立ちのまま履ける。今も優雅にスッ…と履けた。体幹もしっかりしてる。もう、ただのデブなんて言わせない。もう片方を履こうとしたとき…《...
頭の中

【ひとり短編劇 #3】信号が青になるまで

《ふーーっ…》信号が赤。私は、買い物袋を両手に持ち、立っている。行き交う車を眺めてる。《この人たち…どこ行くんだろ》《このカップルは…どうやって付き合ったんだろう》車の運転手をキョロキョロと見て、考える。ふと…《私は、なんでずっと一人なんだ...
頭の中

【ひとり短編劇 #2】レシートを捨てる前

近くのスーパーでたくさん買い物した。《…いらねーな》レシートをゴミ箱に捨てようとした、そのとき。《あっ、店員さんの名前書いてるかも…》個人情報が気になって、手が止まる。広げて見る。名字だけが書いてあった。《んー…とりあえず印刷面内側にしとく...
頭の中

本心たち

「凄いですね」「頑張ってますね」この言葉の裏に、《お前にしては》が透けて見える。全員がそうとは言わない。そうでない人は言い方や表情、雰囲気で分かる。さすがに私が毎日、在宅でB型就労の作業をしてると知れば「凄いですね」「偉いですね」「頑張って...
頭の中

それでも考える

《ああ、もうあの人と話せないかもしれない…》一昨日ひどい頭痛が。そのときに思った。初めてだった。あんな痛いの…いつも、体が健康なのは当たり前と思ってたし最期を決めるのは自分で、と当然のように思ってた。もう39だしね。まだまだ若くて健康なつも...