私は小さい頃からデブだけど、体育座りが難なくできる。
だから、爪を切るのもなんのその。
靴下を履くときなんか、片足立ちのまま履ける。
今も優雅に
スッ…
と履けた。
体幹もしっかりしてる。
もう、ただのデブなんて言わせない。
もう片方を履こうとしたとき…
《私は何を考えてるんだ》
そんな言葉が頭をよぎる。
ただ、靴下を履いてるだけ。
余計なことを考えないよう、意識を集中しながらもう片方を履こうとすると…
ああ、あああ…
よろけてしまった。
そっかぁ…
今まで全集中しながら靴下を履いてたらしい。
《…アホくさ》
さっさと済ませ、チキンラーメンの待っている部屋へと戻った。
「おまたせ♡」
今度はこっちに集中せねば


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