障害福祉課。
―役所へ行くたび、消えたくなる。
《私は障害者なのか…》
皆、パソコンに向かって仕事をしている。
《私は……。》
受付のカウンター前には私以外、誰もいない。
職員達は、急に視線を落とす。
キーボードを叩く音だけが響く。
誰とも目が合わない。
息苦しい――。
私がこっち側の人間だなんて。
ちゃんと働きたかった。
だけど…
《何度もトライして全部ダメだったじゃない》
《また精神科に行く羽目になる》
《自分の限界までやってきて、“今”に辿り着いたんでしょ?》――
窓から見える高いビルに視線が止まる。
いっそこのまま…。
私が私を逃がさない。
《駆け抜けろ!これがあんたの人生なんだ!》
《……はい。》
汗で湿った番号札を、握りしめた。


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