広告 精神科・メンタル体験談

精神科閉鎖病棟への強制入院|実体験から語るリアルな流れと実態

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こんにちは!

今回は、私の精神科(閉鎖病棟)の入院体験をもとに、病棟内で実際にどんな生活が待っているのかをお話しします。

ももちゃ
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ぴぴ
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閉鎖病棟ってに包まれてるよね…

ただの好奇心だけど興味ある!

というか、入院したことあるんだ!

生きてると色々ありますよね…

いざ入院となると、その前に不安疑問を抱える方が多いと思います。

私自身の体験を通して、リアルな環境や規則、治療内容、人間関係について詳しく紹介していきます。

このブログが、少しでも皆さんの不安を和らげ、入院を乗り越えるためのヒントになれば嬉しいです!

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実体験:強制入院のきっかけと理由

強制入院の要件には、精神保健福祉法に基づく基準が関わっており、患者が自傷や他害の恐れがある場合に適用されます。

強制入院の理由(主な要件)

1. 本人が入院を拒否している(任意入院ができない)

2. 精神疾患の影響で判断能力が低下している

3. 自傷・他害の恐れがある(他人や自分を傷つける可能性がある)

このような状態であると医師が判断した場合、家族の同意があれば「医療保護入院」行政の判断が入れば「措置入院」となります。

当時、アルコールに依存しており…私の言動がいつもと違い明らかに暴力的だったようで、家族から「病院に行って落ち着く薬を貰おう」などと言われていました。

ですが以前、心療内科に通院し薬を貰って服用していた経験から、通院しても全然意味がないと思っていたので通院を拒否していました。

思い返すと、あの頃は上記の全てにしっかり当てはまっていました。

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強制入院の流れ|病院に運ばれてから入院が決まるまで

強制入院 (医療保護) の流れ

1. 家族の判断と医師への相談

家族が本人の状態を見て入院が必要だと判断し、医師に相談します。

2. 医師による診断と入院の必要性の確認

医師が入院が必要と判断した場合、医療保護入院の手続きを進めるため、保健所に申請します。

3. 保健所の審査と入院の承認

保健所が患者の状態を審査し、入院の正当性を確認した後、入院が承認されます。

4. 病院での入院手続き

入院手続きが完了し、患者が病院に入院します。

違うパターンも考えられますが、概ねこの流れで入院が進んでいくと思います。ぜひ、ご参考までに!

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注意

※こらの内容はあくまで私自身の体験に基づくものであり、すべてのケースに当てはまるわけではありません。

精神科の入院には個別の状況や判断が関わるため、他の方々が経験する流れとは異なる場合があります。

あらかじめご了承ください。

私の場合、いきなり家族に病院に連れて行かれ、最近の様子などを医師に聞かれ受け答えをしたあと、「隔離」と先生の一言で複数の看護師に両脇を抱えられ、歩いて病室へ向かいました。

この時に、やはり泣き叫ぶ人暴れる人も多いようです。

私も騒ぎはしなかったものの、ものすごくイライラしました。

当時、自分では気付きませんでしたが精神的にかなり危うい感じだったと医師や家族から聞きました。

自分では「毎日イライラするなあ」と感じてはいましたが、そこまで危ないという自覚はありませんでした。

脇を抱えられた時は家族に裏切られたような気分だったり、非常に強い怒りの感情がありましたが、あの時は入院していて正解だったと今では思います。

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ぴぴ
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いきなり連れて行かれた病院で、脇を抱えられて突然入院って…そりゃ誰でも腹が立つよね。

でも、いつも見ている家族は「普通(正常)じゃない」って気付いて行動に移したんだね…

強制入院時の対応|保護室・鎮静剤・ルールの実態

特に興奮状態が強い場合、安全確保のために以下の対応がとられることがあります。

1. 保護室(隔離室)に入る

興奮が激しい場合、病院の保護室(カメラ付きの隔離室)に入れられることが多い。

これは患者本人や周囲の安全を確保するため。

2. 鎮静剤の投与(筋肉注射など)

さらに興奮が続く場合、鎮静剤(抗精神病薬や抗不安薬など)を筋肉注射されることがある。

これによって落ち着くまで様子を見る。

3. 精神科医の診察→入院手続き

状態が安定した後、精神科医が診察し、正式に入院手続きが進められる。

私の時は、最初の5日間ぐらいは全員カメラ付きの保護室でした。

もちろんトイレも丸見えです。

あり得ない!と思うけど、強制的に入院させるほどひどい精神状態なので、仕方がないのかなという感じです。

そして、筋肉注射はお尻に打たれました。

後に入院患者と話したところ、皆そうだったらしいです。

あー、嫌な記憶がどんどん思い出される…(笑)

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ぴぴ
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これは…

聞かなきゃ知らない事ばっかり!

色々と衝撃💥だね…

あと、持ち物は最低限の衣類や歯ブラシのみでした。

保護室に入って数日はご飯を食べ、筋肉注射を打たれて寝る、それだけです

ふだん普通の生活を送っている人からしたら、とても耐えられないと思います。

私も「なんでこんな所に…これなら死んだ方がマシだろ」と、非人道的だとすら思っていました。

ですが、自分はまだしも他人に危害を加えるかもしれないほど精神が不安定な人が行く場所ですから、やはりこのぐらい強制的に落ち着かせないと他に方法は無いのかな、と…。

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任意入院との違い|強制入院との比較【体験談あり】

任意入院 (自発的入院) の場合

任意入院は、本人が入院を希望医師と相談の上で決まる入院形態です。

簡単に言うと、

任意入院=自発的に入院することで、他の入院形態(強制的に行われる医療措置入院や医療保護入院)とは異なり、患者の意思が尊重されます。

私の場合、一番最初こそ強制入院でしたが、退院後も体調を崩し自宅での療養が難しかった事もあり、任意での入院も経験しました。

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1. まずは受け入れの手続き

病院に到着したら、最初に受付で必要な手続きを行います。ここでは、個人情報の確認や入院の理由を簡単に伝えます。

2. 診察・確認後、病棟に移動

手続きが終わった後、医師による診察があります。

健康状態の確認や治療の計画が話され、必要な処置が施されることもあります。

3. 病棟に入ると、最初に環境説明がある

病棟に案内された後、看護師から病棟内のルールや生活環境についての説明があります。

初めての入院だと、この説明がとても重要です。

4. 荷物を整理し、個室または共用スペースに落ち着く

荷物を整理した後、自分の場所に案内されます。

個室の場合もあれば、共用スペースの場合もあり、そこでしばらく過ごします。

任意入院の場合、初日から大部屋での生活でした。

個室も空いていれば、もちろん選択できます。

部屋に入る前に持ち物チェックがあり、刃物凶器になり得るもの病院で禁止されているものを持っていないか、荷物を確認されます。

これは強制入院のときも同様です。

これに関しては、後ほど別のページで詳しく記載します。

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ぴぴ
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なるほどね!

色々な危険を回避するために、持ち物のチェックは必要なんだね。

そして、違いを一番感じた事は、やっぱり自由度です。全っ然違いました。

強制入院の場合は常に監視されている・自由に外出は出来ない・病院内での行動範囲も決められている等々…。

任意入院だと、自分が退院したいと思ったらすぐ退院出来る・外出や外泊も許可を得て出来る・持ち物の制限が厳しすぎない等。

とにかく、任意での入院なので基本的に自分で色々決められる感じでした。

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ぴぴ
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強制入院任意入院

同じ入院でも、全然違うんだね!

精神科の強制入院は突然のことで、不安や恐怖を感じる人も多いと思います。

私もそうでした。

しかし、適切な治療を受けることで、症状が改善し、落ち着いた生活を取り戻せることもあります。

入院の仕組みや流れを知ることで、少しでも心の準備ができればと思い、この記事を書きました。

次の記事では、閉鎖病棟での1日の流れについて詳しく解説していきます。

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